出会い系サイトが完全になくなったわけではない

メル友という存在がこれまでに世間に大きな影響を与えるようになったのは、「出会い系サイト」の流行が要因になっている。ただ、やはりそこにはネット犯罪が大きく絡んでいることで法律も厳しくなりそれに対抗してサイト運営側もどんどん隙間をぬぐっていく、まさに国とサイト運営会社のイタチごっこ。これにはユーザーも振り回され続けている現状があるにもかかわらず未だ出会い系サイトは消え失せない。

ヘビーユーザーはどこへ?!

今まで出会い系サイトのヘビーユーザーだった方たちもネット犯罪には立ち向かえなくなってしまった。けれど、なぜこのユーザーたちは出会い系サイトに拘っていたのか。「メル友」を作るといえば「出会い系サイト」という概念をこびりつけたのはメディアなのだ。一般社会で生活している以上、世の中の情報を手に入れるにはメディアからの情報に頼る以外他はなかった。だからこそそこに新しい発想を持ち込む必要があった。出会い系サイトでは規制が厳しく、年齢制限もありさらに運営側は国へ申請書を提出しなければならない。年齢の確認を公的な証明書のみで行わなければならない。それではユーザーが減る一方である。そこに登場したのが「コミュニティサイト」だった。これは、まさに法の隙間をぬぐう事で「出会い系サイト」の概念を覆したのだった。

出会い系サイト運営会社にとっては大敵

巨大ネットワークサイトとしてミクシィが爆発的人気に。出会い系サイトのヘビーユーザーたちはここぞとばかりにミクシィの登録にむかった。これは初め紹介者がいなければ登録できないものになっていた。ここで大きな壁にぶつかることになったが難なくクリアするものはたくさんいた。それでも紹介がなければ入会できないという規則を徹底していたミクシィ運営会社もついに「紹介」がなくても入会出来るるようになったのだった。こうなれば出会い系サイトなんて必要なくなってしまう。

ついに警察に睨まれたミクシィ

ミクシィはとてつなく巨大化した。今さら出会い系サイトなんて利用していられないと感じた一部のユーザーによる「出会い」を目的としたコミュニティがたくさん設立された。しかし、ミクシィの規則は非常に厳しく「会ったことのない異性との出会いを目的として利用してはいけない」という内容があった。それでもユーザーは勿論のこと運営会社も一つ一つのコミュニティを細部にわたってチェックすることはなかったのが警視庁の癇に障り、「出会い」を目的としているコミュニティを削除するように要請されたのだ。これによってミクシィは純粋なサイトにクリーニングされたかと思われたが、実際にそんな事は不可能なのだ。今度は、ユーザーと運営側のイタチごっこがはじまることになったにすぎなかった。

盲点

出会い系サイトのへービーユーザーにとって、ミクシィをはじめとするSNSも出会い系サイトも同じ。出会いを規制されているかどうかだけが違うのみ。それでも、なぜ未だに出会い系サイトはなくならないのだろうか。これは、無くなったのではなく、形を変えただけにすぎない。その形というのが「ソーシャルネットワークサービス(SNS)」だった。

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世にも奇妙なメル友迷宮伝説